【リユースコラム】ヴィンテージフェンダーエレクトリックギター/ベースの年式判断(1976年~1982年編)

こんにちは!ハートマンヴィンテージギターズです。

ヴィンテージ/オールド楽器を売りたい!いざ買取額の目安をお店に尋ねるとき、「売りたい楽器がいつ頃生産されたものなのかわからない、、」なんて経験はありませんか?

前回はギブソンでしたが・・・

今回はFender(フェンダー)エレクトリックモデルの、1976年~1982年頃までの年式判断についてご紹介します。

すでにご存じという方もいらっしゃるかと思われますが、おさらいしていきましょう。

Fenderエレクトリックモデルは、1980年代になると現行モデルに通ずるバリエーションモデルが数多く生産されるようになります。

ですので、その直前まで採用されていた【S~】スタイルのシリアルナンバーあたりまでがヴィンテージの括りという見方もできます。

このあたりのモデルも徐々に価格が上がってきているので、気になる方もいらっしゃることでしょう。

Fenderでは1976年頃から各モデル、ヘッドストックにシリアルナンバーが記載されるようになります。
下記画像のように【76~】から始まり、【S7~】【S8~】【S9~】と続きます。

シリアルナンバー【76~】
シリアルナンバー【S7~】
シリアルナンバー【S8~】
シリアルナンバー【S8~】

当初は、【76~】であれば1976年、【S7~】であれば1977年といったように、おそらく年式の下一桁を表すつもりだったと思われますが、この時期は楽器の生産本数がとても多く出荷が次の年に大幅にずれ込むため、必ずしも【S8】だから1978年、【S9】だから1979年とはならないため注意が必要です。


【S9~】シリアルナンバーは1982年頃の出荷品まで確認することができますので、シリアルナンバーにこれらのスタイルが採用されていれば、1976~1982年頃に生産されたものと絞り込むことができます。

おおまかな年代を確認したら、内部パーツのデイトをチェック(POT、ピックアップ、ボディのルーティング方法、残っていればボディデイト等)し、総合的に出荷年を判断していきます。

1978年のネックデイトとボディデイト
1979年のピックアップデイト
1982年のPOTデイト

各パーツのデイティングの見方は、また別の機会にご説明できればと思います。


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