【リユースコラム】ヴィンテージグレッチのエレクトリックモデル年式判断のポイント(1970年代編)

こんにちは!ハートマンヴィンテージギターズです。

ヴィンテージ/オールド楽器を売りたい!いざ買取額の目安をお店に尋ねるとき、「売りたい楽器がいつ頃生産されたものなのかわからない、、」なんて経験はありませんか?

これまでにもギブソンフェンダーに触れてきましたが・・・

今回はGretsch(グレッチ)エレクトリックモデルの、1970年代頃の年式判断についておさらいしていきましょう。

この時期のグレッチは、シリアルナンバーに法則があるため、概ねシリアルナンバーにて年式を絞ることが可能です。


1966年~73年頃までのシリアルナンバーの読み方

【M(M)YXXX】

M(M)=月 Y=年式の下一桁 XXX=そのモデルが、その年の何番目に生産されたのか

例えば、写真の『Roc Jet』のシリアルナンバー【113177】
これは、1973年11月生産、この年の177番目のRoc Jet と読むことができます。

1973年頃以降も、ハイフンが間に入りますが基本的に同様の読み方となります。(1973年は旧タイプと新タイプのシリアルナンバーが混在します)


1973年頃~81年頃シリアルナンバー

【M(M)-YXXX】

M(M)=月 Y=年式の下一桁 XXX=そのモデルが、その年の何番目に生産されたのか

例えば、写真の『BST-1000』のシリアルナンバー【11-0204】
これは、1980年11月生産、この年の204番目のBST-1000 と読むことができます。


ただし、1950年代~60年代前半には、5桁のシリアルナンバーが多く存在しますので注意が必要です。

例えばこのシリアルナンバー【26204】

こちらは1970年代の法則に当てはめてしまえば、1966年2月生産の204番目と読むことができますが、実際こちらは1957年製の個体で、1970年代には生産されなかったモデルです。

全体的な仕様や特徴をチェックしつつ、そのモデル自体がだいたいどの期間に生産されていたか把握するのも肝心です。

Gretschは資料も多くないので、年式判断に困った場合は専門スタッフに相談してみましょう。


ヴィンテージギター&ベースのことなら、こちらの店舗におまかせください。

ヴィンテージギター&べース専門店「ハートマンヴィンテージギターズ」

古き良き、あの時代を手に入れるならこのお店。
JR渋谷駅から徒歩3分という絶好のロケーションにあるヴィンテージギター&ベース専門店「ハートマンヴィンテージギターズ」。

専任スタッフが世界のトレードショーで買い付けたギター&ベースやエフェクター、世界中で数える程しか存在しない珠玉のヴィンテージがズラリと並びます。

また当ショップが得意とするビザールギターや入荷希少の日本製ヴィンテージギター等々、マニアも欠かさずチェックする国内有数の品揃えも見逃せません。

ハートマンヴィンテージギターズはJR渋谷駅西口歩道橋を渡ってすぐ、「渋谷IKEBE楽器村プロショップタワー」の5Fです。
皆さまのご来店をお待ちしております。

住所 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町16-12 桜丘フロントビル 5F >GOOGLE MAP
電話番号 03-3476-1959
メール heartman-vg@ikebe.co.jp
営業時間:11:00~20:00 定休日 / 木曜日・元旦
店舗ページ >ハートマンヴィンテージギターズ